セーフカラー

配色辞典やWebカラー見本といった色系の書籍を買うと、必ず出てくるのが【Webセーフカラー】という用語。

簡単に説明すると、

「この216色だけ使う限り、どんなパソコン環境でも正しい色が表現されますよ」

という保証みたいなものです。

これ、1994年にネスケ(NetscapeNavigator)の会社が提案したものです。

確かにその頃のパソコンは256色しか使えないパソコンがほとんどだったので、この提案には意味がありました。

「残りの40色は使わないようにしよう」と。

しかし・・・猫も杓子もフルカラー(1677万色)のご時勢でも、

先述した書籍類には、ほぼ100%ご丁寧な説明が載っているのです。

なぜ?

これからWeb制作を志す方がこれを見て、

「Webセーフカラーしか使ってはいけないんだ」

なんて勘違いでもしたら・・・かわいそうでなりません。

マイクロソフトもその頃のパソコン(Windows95や98)のサポートは打ち切りました。

もうWebセーフカラーの説明も打ち切っていいのではないでしょうか?

セーフでもアウトでもいい。たくましく作ってほしい!

ラストワンクリック!

ココ街